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地球と宇宙の画像

NASA・ハッブル・チャンドラ・ESA等の公開している地球や宇宙画像を拡大画像のロードと共に解かり易い言葉で紹介したいと・・・

史上初、金星南極映像のダイナミックな渦状雲構造

 今日の宇宙画像は、宇宙史上初の金星南極上空映像です。
 金星の厚い大気圏構造が、極上空で渦状に活動していることを初めて示しました。
 惑星地球では、渦状の雲構造は台風やハリケーンでおなじみですが、金星の渦状の雲構造は惑星の半球を覆うほどに巨大のようです。
 これらの雲構造は一時的な活動によるものではなく、継続的なもののようです。
 ひょっとして、金星の活力源になっているかもしれません。
 渦模様は、未知パワーを秘めています。
 私は、渦模様の奥義を突き止めていますので、今度開設する惑星テラ見聞録のSNSで一部の方にお伝えしようかなぁと考えていますが・・・



 ESAのビーナス・エクスプレスは、206,452キロメートルの遠くから温室惑星南極の初めての映像を返して、驚くほど鮮明な構造と予想外の詳細を示しました。
 映像は、2006年4月11日に到着に成功した後、宇宙船の最初の捕獲軌道の間の4月12日に撮られました。
 エンジニアは、直ちに計器のいくつかのスイッチを入れて、4月12日、宇宙船が長円形の弧で惑星の下を通過した時に、VMC(金星モニターカメラ)とVIRTIS(可視と赤外線熱の結像分光計)が、宇宙史上初めて金星の南半球の像を作りました。
 科学者は、とりわけ、ほとんど直接南極上空で見られる暗い渦に興味をそそられています。それは、以前に起こり得た北極上空のに類似した雲構造と一致していますが、現在でも未確認の構造です。

 私たちは、ESAのビーナス・エキスプレスが金星軌道に到着ちょうど1日後に、早くも金星の熱くてダイナミックな環境に遭っています
 私たちは、これまでよりも100倍以上も優れた分解能で、先例のないレベルで金星の非常により多くの詳細を見ることになります。
 また、私たちに金星がより近くなって、非常に速く展開するこれらの渦状構造を見ることになりそうです。

 最初の、低品質映像は、惑星から206,452kmの最大の距離から撮られたけれども、特にVIRTIS分光計像で示される驚くほど鮮明な構造と予想外の詳細は、科学者の注意を捕えました。
 赤味がかった疑似色彩で示される劇的な夜の半分は、1.7ミクロンの波長で赤外線フィルター経由で得られて、およそ55km高度の下層大気圏でダイナミックな渦状の雲構造を主として示します。
 より暗い領域は、より厚い雲の量と一致していて、より明るい領域は、より薄い雲の量と一致する一方、下層の底部から熱い熱放射の像を作らせています。

 疑似色彩VIRTIS合成映像は、左の金星の昼側と右の夜側を示し、1ピクセルあたり50kmの目盛りと一致しています。
 日の半分は、波長フィルタによるそれ自体の実写映像の合成で、惑星の表面の約65km上空の高さの雲頂上から反射された日光を主として示します。

 史上初、金星南極映像のダイナミックな渦状雲構造 今日の宇宙画像 2006年4月15日号 詳細ページ

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  1. 2006/04/18(火) 06:45:50|
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