地球と宇宙の画像

NASA・ハッブル・チャンドラ・ESA等の公開している地球や宇宙画像を拡大画像のロードと共に解かり易い言葉で紹介したいと・・・

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アンドロメダから惑星地球の知的生命体への難問

 今日の宇宙画像は、アンドロメダ銀河中央です。
 アンドロメダ銀河の中央には、太陽の1億4千万倍の質量のブラックホールがありました。
 更に驚くべきことに、この超大規模ブラックホールをすぐ近くで誕生したばかりに等しい熱く青い星々の集団が取り囲んで周回していたのです。
 これは、現在のブラックホールのすぐ近くでは、星々を形成するガスや塵が凝縮しないという理論に対して、真っ向から異議を唱えたとなります。
 はるか250万光年離れたアンドロメダが、惑星地球の知的生命体に超難問を投げかけているのかもしれません。
 あなたにも証明可能な回答が熟睡しています。
 アンドロメダに負けない知性を示してみませんか?

* ブラックホールを囲む青い星々の不思議なディスク



 NASA/ESAのハッブル宇宙望遠鏡を使っている天文学者は、私たちの近隣のアンドロメダ銀河(M31)内で、超大規模なブラックホールを囲む不思議な青い光源を確認しました。
 光が、十年以上の間天文学者を当惑させたけれども、新しい発見は、物語をより不思議にしさえします。
 青い光は、熱い若い星々のディスクに由来しています。
 これらの星々は、私たちの太陽系の惑星が太陽を囲んで回転しているように、同様にブラックホールを囲んで急に動いています。
 天文学者は、星々のパンケーキ形のディスクが、どうしてそのように巨大なブラックホールの近くにできたかのか困惑しています。
 そのような厳しい環境の中で、ブラックホールの潮の力が物質をバラバラにして、ガスと塵が崩れて星々を作ることを難しくします。
 観察は、より遠い銀河の核についての活動の手掛かりを提供するかもしれませんと、天文学者は言います。

 星々のディスクを見つけることによって、天文学者も、怪物ブラックホールの存在の鉄壁の証拠を獲得しました。
 証拠は、アンドロメダ銀河の核に見られる暗黒の質量に関して、科学者が長く思っていたブラックホールであり、天文学者が全ての代替理論を除外できるように支援しました。

 これらの星々を観察することは、マジシャンがウサギを思いのままに引き出すのを見るのに似ています。
 それが起こったことを知っていますが、それがどのように起こったかは知りません。

 アンドロメダ銀河をハッブルで観察していたワシントン大学の天文学者たちは、1995年に最初に青い不思議な光を見つけました。
 天文学者たちは、光が一つの明るい青い星からまたは、おそらくとても風変わりで精力的な過程に起因しているかもしれないと思いました。
 3年後に、カリフォルニア大学の天文学者たちが、青い光を再び研究するためにハッブルを使いました。
 その時の観察は、青い光が青い星々の集団であることを示しました。

 現在、ハッブルの宇宙望遠鏡イメージング分光写真器(STIS)による新しい分光器の観察で、青い光が、突然の活動でおよそ2億年前にできた400以上の星々から成ることが明らかになりました。
 星々は、横切って1光年だけのディスク内にしっかりと詰まっています。

 超大規模なブラックホールが、青い星々のディスク中央にあることが証明されたので、これらブラックホールの近くの星々の形成についての理解がさらに難しくなりました。
 ブラックホールの近くにある星々を形成する可能性があるガスは、ブラックホールよりも遠くにあるガスよりも急速で回転しなければならないので、ブラックホールの近くで星々の形成は、ほとんど不可能であるように見えます。

 しかし、星々がそこにあります。

 アンドロメダが私たちに問いかける 今日の宇宙画像 2005年11月30日号 詳細ページ

― ― ― ― ― ― ―

ということで、今日の宇宙画像の制作よりも250万光年離れた銀河からの難問を解こうと奮闘していました。
そんな、訳がありません。
真相は、日々の画像の滞りが重なり開き直っていただけです。

これからも思い出したように『今日の画像』を厚顔で続けます。

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  1. 2005/11/30(水) 11:24:51|
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これが、悪の枢軸 北朝鮮空軍基地の全貌とリスト



 今日の地球画像は、北朝鮮の軍事・民間の全空港の全景とリストです。
 一部の空港では、立体加工で周囲の地形と進入経路を考察できるでしょう。
 参考にした映像データは、衛星が撮ったもので、無料の公開用のため解像度が落ちますが、規模や主目的を推測できます。
 全ての空港の立体画像は、鮮明さに欠けるのが多いため、一部の空港だけ立体画像です。

 取り上げた動機は、リストの1番目のサムジョン空港が、あまりにも山奥で周囲に大きな都市も見当たらないのに、4,000メートルの滑走路を備えていた点に興味を引かれたからです。

 最初は、悪の枢軸北朝鮮の人民虐待拉致殺戮独裁の実態と核施設のおまけとして考えていたのですが、北朝鮮の衛星映像を詳細に見ているうちに、北朝鮮の防衛力を曝そうと思った次第です。

 民間機が利用する空港は、ペョンヤン近郊のスナン国際空港だけです。
 残り全ては、軍事空港になりますので、北朝鮮の旅行では、お尻が痛くなる列車移動です。

 当然、アメリカ軍や日本の自衛隊もこのようなリストを作っていると共にもっと解像度の高い衛星映像で、立体画像としてシュミレーションしていることは、間違いないでしょう。

 なお、北朝鮮の高速道路走行上の注意事項として、閉鎖を予告することなく突然戦闘機が着陸する場合もありますので、運転中は前方後方の他にも上方にも視線を向ける必要がありそうです。

 また、都市から離れて移動する場合には、整備点検、燃料の確認を怠ってはいけません。
 ペョンヤンから離れるほど、高速道路上の通行車両が減ります。参考までに、昼間でも首都から10キロメートルほど離れた高速道路20キロメートル範囲には、上下4車線の高速道路上に20台の走行を確認しただけです。
 それから、各高速道路には日本のようにサービスエリアらしきものが見当たりませんので、飲食の持参を欠かせないようです。

 あなたが北朝鮮旅行で利用できる空港は限られていますが、迷ったときの参考にいかがでしょうか?

 あるいは、不当に拉致されて運よく逃亡できた場合のためにも、今日の画像ページが記憶の隅に残りますかね?

 えっ、もっと悲惨な状況になっているって?

 そうですね・・・ 途中で拉致されたならば、とりあえずは『素直』に従うのが生き延びられるコツです。

 反抗したならば、ネズミを蛋白源とし、主食がコーン粉200グラムと塩数グラムの日々になります。死んだ時には、野犬などの餌になります。

 次の今日の地球画像から暫くは、悲惨な状況で人民が生きている悪の枢軸北朝鮮の核関連、ミサイル基地などの全貌を取り上げます。

悪の枢軸人民虐待拉致殺戮独裁の国の全空港 今日の地球画像 2005年11月29日号 詳細ページ

  1. 2005/11/29(火) 12:02:02|
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これを見るあなただけに教える六ツ星!!豪華ホテルの全て



 今日の地球画像は、三ツ星ホテルが全く格下になる『六ツ星』ホテルです。
 でも、宿泊料はご安心あれ、ホンの小遣い程度で泊まれます。

 何ヶ月間か小遣いを蓄えてのお話になりますが、辛抱すれば、王侯貴族の仲間入りです。
 例え1泊であろうともです。

 では、その日のために豪華ホテルをご案内いたしましょう。
 なお、無い物強請りが得意な異性が傍にいる場合には、直ぐにページを閉じるか他のサイトへ移動してください。

 後で必ず泣きを見ます。
 懐が肺炎にかかります。
 健康な生還を期待できません。

 惑星テラ見聞録では、ご案内してもその後は、一切関知も責任も持ちません。
 自己責任でページをご堪能願います。

 さあ、首長国宮殿の主役になりましょう。
 
 あなたは、壮大なゲートを通ると共に、驚きと魅惑に満ちた世界の全てに乗り出します。
 おとぎ話が、生き返ります。
 あなたの感性は、並外れた忘れられない経験で癒されるでしょう。

 この穏やかなパラダイスのあらゆる隅々まで贅沢な環境に満ちた世界で、思いっきり深呼吸をします。
 あなたに眠っていた深い意識が、今、蘇ります。
 堂々とした王あるいは皇帝に値する経験を得ていると感じることでしょう。

 宮殿は、22世紀の技術で302室の優れた部屋、贅沢で究極的な組み合わせの92の壮大な規模で『王侯貴族』のあなた様にご奉仕いたします。

 首長国宮殿は、開放感一杯の100ヘクタールの美しく造園された芝生公園、素晴らしい屋外の夕食、祭りと創造的なイベントにご利用できます。
 ご招待客が多すぎてお困りの新婚予定の皆様でも、必ずご満足いただける披露会場の広さと持て成しをご用意いたします。
 もちろん、ご招待客が数人のご新婚予定様も、広大な庭園を心行くまでご利用できます。

 宮殿にできないことは、ありません。
 宮殿は、王侯貴族のあなた様の僕として忠誠をお尽くしいたします。


特記事項
 不可抗力で財布の紛失等で無一文になった場合には、止むを得ず砂漠でのお泊りになりますので、真夏であっても夜の寒さ対策のため毛皮のコートの一枚は必要かと思います。
 アラビア語が堪能ならば、現地で通訳のアルバイトがたぶん見つかりますので、片道切符(航空券)と『根性』さえあれば、早ければ数日の稼ぎで今日ご案内した豪華なホテルにお泊りできます。

 皆様のご検討とご生還を心より祈念いたします。

 以上、惑星テラ見聞録の地球豪華ホテル物見有山企画大本部がご案内いたしました。

 拡大画像が圧巻の宮殿ホテル 今日の地球画像 2005年11月28日号 詳細ページ

 惑星テラ見聞録の地球画像の先読み講座

 このような『娯楽系』の地球画像の次には、ほとんど読み応えの有る企画物が控えています。
 今日のページに劣らず半端じゃない画像の数ですからページの読み込みに時間がかかるでしょう。
 惑星テラ見聞録は、見る方の都合を考えていませんので、ご理解願います。

  1. 2005/11/28(月) 16:16:52|
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ナスカ・ライン、ナスカの地上絵考察 その3



 今日の地球画像は、ナスカ・ライン、ナスカの地上絵考察その3です。
 多くの学者たちのこれまでの研究成果の取りまとめのような構成にしました。

 えっ?
 画像と説明が一致しないとのご意見ですか・・・
 それは、困りましたね。

 でも、この華麗な演舞をしている鳥の愛称は、『ナスカ』さんです。
 見事に一致していませんか?

 前説は、これくらいにして、本論に入ります。
 この演舞している鳥を主題にした隠れた意図をご高察ください。

 ナスカ・ラインの景観特徴は力を吹き込むという理論は、ナスカ族の跡を継いだインカ族の伝承に基づいています。
 それ故に、インカのセクエ・システムに対する先駆者として位置づけされることがあります。
 *セクエ(ceque)とは、インカ言語の中のケチュア族の語で、線または境界のことです。

 ニューヨーク州ハミルトンのコールゲート大学の天文学者で人類学者のアンソニー・アヴィーニは、ナスカ・ラインと以前にインカの首都クスコのセクエ・システム(体系)の研究で、2つの間で類似性を見つけました。
 都市は、4本の車道または街道でインカ族王国の最も遠い外の地域へ導かせます。
 また、スペインの編史家によれば、車道の各々は、セクエと呼ばれる41の想像上の直線内に横たわっていました。
 そのセクエ・システムは、コリカンチャ、クスコの寺院、インカ宇宙の中心から外へ放射していました。

 たくさんのセクエの最後の古墳は、クスコの地下潅漑システムの地下水源にありました。
 クスコのセクエ・システムは、多くの働きを持っていました。
 ひとつには、各古墳が年の日を定める農耕のカレンダーでした。
 また、セクエも天文視界線として作用しました。
 例えば、南西にある四半部の13個のセクエでの3番目の古墳は、2本の目印を伴った大きい丘から成りました。
 太陽がそれらに達したときが、種をまく時節でした。
 インカ族は、それらの環境を耕作の時計に変えました。

 それらは、また、しばしば巡礼の道であって、彼らの社会の異なる社会階級を兼ね備えていました。
 彼らは、貴族、準貴族または一般人のそれぞれ一致する地位の階層で集団になって、定められた古墳を崇拝し手入れをしていました。
 セクエには、そのような役割もありました。
 ドイツの数学者マリア・ライヘが作ったナスカ・ラインの地図を用いてアヴィーニのチームが、クスコのセクエ・システムとナスカ・ラインとを比較した時に、ナスカラインがまた、『放射線中央』から自転車のホイール・スポークのように外へ放射する傾向があると気付きました。

 ナスカ・ラインは、それよりも古い形式のインカのセクエ・システムに基づいたということなのでしょうか?

 古代ナスカの人々は、ナスカ・ラインを理解するのにあまりに複雑な遺産を残し、また、あまりにも遠い昔の時代について難解な『言葉(図形)』で語りかけています。
 ナスカ・ラインの遺産は、古代ナスカの人々が持っていた文化に対する私たちの想像力を虜にします。

 ナスカ・ラインの図形の研究に50年以上もの人生を捧げたマリア・ライヘは、次のように述べています。
 私たちは、全ての謎の答えを知るとは限らないでしょう。
 それが、素晴らしいミステリー(謎)の肝心なところです。


 ナスカとインカを結ぶ謎解きの 今日の地球画像 2005年11月16日号 詳細ページ

  1. 2005/11/21(月) 10:07:37|
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ナスカ・ライン、ナスカの地上絵考察その2



 今日の地球画像は、ナスカ・ライン、ナスカの地上絵考察その2です。
 今日は、ナスカ地上絵以外にも類似した他の地域の地上絵を取り上げました。
 ナスカ・ラインは、世界で唯一の地上絵ではありません。
 地上の図形の伝統は、中部カリフォルニアからチリの北部までの穏やかな海岸の砂漠域に及びます。
 しかし、ペルーの南西にある500平方キロメートルの地域の地上絵は、世界の類似する地上絵の中でもとても大きく、また、入り込み密集しているのでナスカの図形はユニークです。
 数百キロメートルにも近い直線は、外れで数度ずれるだけであると共に、巨大な台形と螺旋、動物の図形のいくつかは、全体が空中からしか見ることができず、1920年代から考古学者を当惑させていました。

 どのように、古代ナスカの人々は、それほど正確に描くことができたのでしょうか?
 そして、誰のために?
 また、なぜ、地上に描く必要があったのでしょうか?

 緻密な地上絵を古代ナスカの人々がどのように描いたのかその方法を知ることは、科学者が同意できる問題のひとつになっています。
 ペルーの砂漠は、完全な絵画を古代ナスカの『芸術家』に提供しました。
 空気に対して黒くニスを塗られたようにこぶし大の火成岩の露出に覆われた砂漠あるいはパンパス表面は、石の下数センチにある柔らかい黄色の土と鋭い対照を作ります。
 古代ナスカの人々は、単に覆っている石を取り除いて周りに積み上げることで、世界で最も大きい走り書きつづりであるかもしれない絵をスケッチしました。

 他の類似した地上絵は、風土帯で図形は数か月で消されましたが、ナスカは地球上で最も乾いて最も風のない地域の1つで、現在まで残りました。
 気候と地質は、ナスカの芸術家にとって理想的な環境を作って相乗作用し、数千年後まで賞賛され考えさせる特有な絵を残しました。

 しかし、考古学者は、地上絵は非常に簡単で直接でしたが、技術を必要としたと述べています。
 それは、難しい技術ではなくて、全ては、描ききろうとする意志でした。
 その意思とは、全てが視界線に対する慎重で勤勉な注意力でした。

 直線の場合、線に沿って第3の支柱の配置を導くのに、2本の木の支柱が用いられました。
 1人の人が最初に2つの支柱を打ち、3番目の支柱の配置について最初の人の『視界線に沿って』2番目の人に指示しました。
 また、線が正確に直線になるように『紐』が用いられました。
 この手順は、数百キロメートルもそれ相当の努力で繰り返されました。

 1984年の夏の間に、科学的な分野調査を支援する国際非営利団体の地球監視網の10人のボランティアが、ナスカ地上絵の調査を行う天文学者と人類学者を支援しました。
 彼らは、螺旋状の長さ35メートル、幅1メートルほどの直線を、印刷した図面を用いないで、ちょうど1時間で構築しました。
 1つのグループは、図形の内部でしゃがんで石の下にある青白い黄色の土を眺めに出すために石の覆いを取り払いました。
 一方で他のグループは、取り払われた石を図形の周囲に高さ50センチメートルほどに積み上げて配置しました。
 第3のグループは、正しく一列に並べるのを確実にするために、工程で斜めに進まないように指揮しました。

 調査に立ち会った学者は、結果が、いずれものナスカ図形のように、描画の試みは測量士の計器で測定したのと同じくらい正確な数値であったと言います。

 それらの結果の推論から、調査した学者チームは、作業班が約1週間で16,000平方メートル範囲の台形を、石を取り除いて明らかに描くことができたと結論しました。
 そして、学者たちは、古代の10,000人の人々が、パンパス上のあらゆる線と台形を10年未満で作ったと推測しています。


 ナスカ、チリ、そしてカリフォルニアの地上絵の 今日の地球画像 2005年11月15日号 詳細ページ

  1. 2005/11/19(土) 09:03:51|
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激流に架かる橋の底を沈みながら通過した船の物語



 今日の地球画像は、橋と激流のコンビに挑んだタグボートです。
 激流に沈む船で橋の底を通過した場合には、まず間違いなく、生還の保障がありません。

 1979年4月、アラバマ州のデモポリスにある古い雄鶏橋で信じられない出来事が起こりました。
 沈み行くタグボートの船長は、初めから終わりまで、片時も離れることなくボートに乗っていました。
 船長は、タグボートが艀を伴っていては、橋に激突し撃沈すると判断し、艀を切り離すと共に艀に乗員を移動させました。
 船に残った船長は、正面のワイヤーを取り外そうとしましたが、もつれていて船が、激流の川に掛かる橋の下へと引きずり込まれました。
 一部の地方局が、ちょうど偶然にカメラを向けているときに『まさか』の出来事が起こりました。

 デモポリスは、アラバマ州の西端でテネシー州に隣接した小さな町です。
 その町には、テネシー・トムビグビー水路が通っていて雄鶏橋は、水路のカーブしたところに架かっていた古い橋でした。
 1979年4月28日は、極端な満潮などのため堤防すれすれまで増水し、激流になっていました。

 タグボート・カホーバの船長は、跳開橋(ちょうかいきょう)を通過して下流で艀をつかまえようと雄鶏橋の東側で4台の艀を離しました。
 タグボートのパイロットは、2人の甲板員が艀と繋いでいる安全線、ウインチワイヤなどを取り去るのを手助けしました。

 4台の艀は、流れに身を任せながらも無事に橋の跳開部を通ることができました。
 しかし、船長は、激流を過小評価して、あまりに橋に近くなりました。
 そして、何かの理由で、右舷の牽引ワイヤーを除いて、全ての装具が離れました。
 このワイヤーが、橋の下でタグボートの右舷を引き、それが切れたとき、船は、ポップアップして橋鋼に掛かりました。

 激流は、容赦なくタグボートを橋で押しつぶすように襲い続けました。
 船長は、船を跳開部に走らせようと懸命に操縦していました。
 しかし、船長は行き詰まり、タグボート・カホーバは、橋に船尾から左舷を横たえました。

 橋綱に絡みついた船のワイヤーの引きと激流で、船は、ついに右舷から横倒しになりました。
 激流と橋の間で、船長は逃げるまもなくまた、体勢を立て直す術もありませんでした。
 船長は、船に閉じ込められたまま、船と共に水路の激流に沈み始めました。

 激流に沈む船と船長の物語の 今日の地球画像 2005年11月5日号 詳細ページ

  1. 2005/11/18(金) 13:36:55|
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将来性有望な巨星が誕生する情熱の赤い星雲

 今日の宇宙画像は、燃えているような発光星雲です。
 この星雲の中では、今、私たちの太陽よりも大きな星がいくつも誕生しています。
 このような赤く発光する星雲は、水素が豊富なHII領域と呼ばれ、若い星を取り囲む大部分がイオン化した熱いガスの領域です。
 私たちの天の川銀河にあるこのような領域の調査が現在進められていて、これまでのところ新しく10,000以上が見つかっています。
 それでも、まだ少数派に属しますが、私たちの太陽系誕生の謎を探る手がかりにもなっています。
  今日取り上げたIC1396、象の鼻星雲は、私たちからおよそ2000光年離れたところあって、天の川銀河内でも最も若く活発な星雲のうちの1つです。
ガスと塵のこの巨大な雲は、大きい中心星によって照らされ、その放射が領域中で星の誕生を誘発しています。

* IC 1396のH-アルファ・クローズアップ



 鮮やかな水素ガスの雲が、不気味にIC 1396のこのクローズアップで暗い塵通路で入り混じります。
 そこは、約2,000光年離れた星座ケフェウス座内の星の誕生が盛んな領域です。
 この星雲と類似した他の発光星雲では、熱くて若い星からの精力的な紫外線が、周囲の水素原子から電子を剥ぎ取っています。
 電子と原子が再結合する時に、それらは明るいスペクトル線のよく知られている独特なパターンで、より長い波長の低いエネルギー光を放ちます。
 可視の波長で、このパターンの中で最も強い輝線は、スペクトルの赤い部分にあり、「水素アルファ」または、まさしくH-アルファとして知られています。
 私たちの天の川銀河星雲内のH-アルファ放射の調査であるIPHASの一部のこの画像は、約20光年の範囲で大規模な新星が生まれていそうな領域のIC 1396内で、明るく濃い範囲をハイライトしています。

 天の川銀河星雲内のH-アルファ放射の調査(IPHAS)は、ラパルマにある2.5メートル・アイザック・ニュートン望遠鏡(INT)で実行されている北の銀河面の重要な調査です。
 IPHAS調査は、2003年に-5度<b<+5度の範囲で、全ての北の銀河面の像を造ることを目的としてINT広角フィールド・カメラを用いて行いました。
 この1800平方度範囲の結像は、2005年内の完了を目的としています。

 Hαスペクトル線は、拡散してイオン化した星雲をたどって、一般にプレ主系列星とポスト主系列星の星のスペクトルで突出している点で重要です。
 これらの天体は、発展の比較的短命な状態を表わして、それらにより天の川銀河内で少数派の私たちの状況に似ています。
 しかし、例え少数派であろうとも、それらに関する研究は、星の発展の主な状態の理解に重要です。

 牡牛座T型変光星、ハービッグ AeBe星、ハービッグハロ天体のようなプレ主系列星の天体は、惑星システムの成長決定を支援します。
 ポスト主系列星は、星の終わり状態を左右して、恒星間の媒体(ISM)にエネルギーと化学的に豊富な物質の循環に関与します。
 これらの天体は、超巨星、明るく青い変光星、漸近巨星分枝星(ぜんきん きょせい ぶんし せい、AGB)、ポストAGB天体、惑星状星雲と相互に作用する連星があります。

 得られるデータは、空間的に解像した星雲に関して、未解決の輝線星々を求めて採掘されるでしょう。
 事前の結果は、およそ10,000の新しいHα放射源がカタログに載せられることを示唆します。

 鮮やかな赤い発光星雲の 今日の宇宙画像 2005年11月3日号 詳細ページ

  1. 2005/11/12(土) 10:56:25|
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アメリカ軍の公然の『秘密基地』エリア51を覗く

 今日の宇宙画像は、アメリカ空軍の秘密基地エリア51です。
 公然と知られていますので『秘密基地』と冠するのも疑義がありますが、最高の軍事機密に属しているようですので、秘密としました。
 本来ならば、今日の地球画像項目の衛星が見た地球の姿に分類すべきかもしれませんけれど、秘密の内容が『エイリアン』つまり、宇宙生命についてが相当占めている基地のようですので、宇宙画像で取り上げました。
 今日の宇宙画像で取り上げた以上の秘密の探りについては、皆様のご努力に委ねたいと思います。
 なお、今日のページを見たとしても皆様には「カムフラージュ野郎」警備員やCIAの黒服の脅威は派生しませんので、ご安心願います。
 ただし、無謀な現地調査などの行動に関しては、この限りではありません。

* エリア51基地



 ネヴァダ州ラスベガスの北150キロメートルにあるグルーム湖基地は、最高機密の軍事基地です。
 それは、ネヴァダ試験場の区画ナンバー51にあるので、エリア51と呼ばれています。
 米国空軍飛行試験センターが、基地を統制します。
 それは、試験用の新種の航空機と武器で最も有名です。
 基地は、ソビエト連邦上空の秘密飛行任務をするU-2偵察機のテスト場所として1954年に作られました。
 それから、それはSR-71、A-12とD-21ミサイルを貯蔵し始めました。
 また、F-117Aが、そこでテストされました。
 1980年代に、現在、10キロメートルまで拡張した滑走路を加えて、基地は広がりました。
 それから、不思議な光が現れ始めて、カムフラージュ野郎として知られている武装した警備員が、境界をパトロールし始めました。
 政府は、エリア51基地地域を見ることができた多くの視点を閉鎖しました。
 1989年に、ボブ・レイザと呼ばれる「物理学者」が、彼がエリア51基地の南で働くと述べて、そのうえエリア51が、地球外生命体(エイリアン)と取引して得た非常に先進的な航空機とUFOをテストしていると主張しました。
 それ以来、エリア51は、夜空で光ったために捕らえられたUFOのテスト・センターであると考えられています。

 乾燥湖のグルーム湖に作られた道路は、多分、アメリカで最もかなり維持された未舗装道路でしょう。
 普通の車でおよそ22キロメートル進むと、制限地域に到達します。
 そこから先は、「立ち入り禁止」で、許可を得て監視が付かない場合には、それ以上進むことができません。
 普通のアメリカ軍の基地以上に秘密の幕に覆われているエリア51基地の『普通の通勤』風景は、以下のようなものです。
 平日の毎朝、少なくとも500人の人々が、ネヴァダ州ラスベガスのマッカラン空港北西の側にあって、EG&Gが所有し厳しく監視されたターミナルに到着します。

 ここでは、彼らはマークがないボーイング737-200の小さい旅客機に乗り込みます。
 それらのコールサインとして言葉「ジャネット」の前に3つの数字番号737を使用して、半時間ごとに北から飛び立ちます。
 彼らの目的地は、エリア51として知られているグルーム湖の秘密基地ですが、その存在は、政府系機関および関係者が『秘密』でないと秘密基地の存在を否定しています。

 施設は、1955年後半までにロッキードのU-2偵察機の飛行テストとして完成しました。
 その時代から、グルーム湖は、おびただしい拡張を経て、世界で最も先進の航空機プロジェクトのテストに対応してきました。
 基地が作られてから44年後に、グルーム湖は、ロッキードU-2、SR-71ブラックバード、F-117ステルス戦闘機、ノースロップのB-2ステルス爆撃機、謎のオーロラ・プロジェクト、そして特筆すべきは、おそらくエイリアン宇宙船さえもの飛行テストを行ってきました。

 CIAは、U-2デザイナーのケリー・ジョンソンに安全な試験場を選んで造る課題を与えました。
 1955年3月に、ジョンソンは、南カリフォルニア、ネヴァダ、アリゾナの砂漠で潜在的な試験場を訪れるためにテストパイロットのトニー・レビエルと秘密開発プロジェクト主任のドーシー・カマーラーを送りました。
 2週間後に、レビエルは彼の印象でグルーム湖をジョンソンに提示して、ジョンソンがグルーム湖を選びました。

 グルーム湖施設は、その建設以来、多くの名前で知られています。
 ケリー・ジョンソンは、「パラダイス牧場」という名前をつけました。
 彼の飛行試験チームが1955年7月に到着したとき、彼らは単にそれを「牧場」と呼びました。
 実際、秘密基地は、CIA長官アラン・ダレスが生まれた北部のニューヨーク州の町の名を後に冠されて、正式にウォータータウン・ストリップ(滑走路)と命名されました。

 1958年6月に、この秘密基地は、公式に原子力委員会(AEC)によってエリア51と呼ばれました。

 アメリカ軍の秘密基地を暴こうとする 今日の宇宙画像 2005年11月2日号 詳細ページ

  1. 2005/11/09(水) 18:27:23|
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ブラックホールの産声は、ガンマ線爆発

 今日の宇宙画像は、ブラックホールの産声、出生の叫び声と思われるガンマ線爆発です。
 短い爆発だとミリ秒単位で観察も間に合わず、微かな残光だけが頼りでした。
 けれども、今年打ち上げたスウィフト(Swift)衛星は、地上で観察できない微かな残光を捉えることができます。
 今回の観察は、野球で例えるならば、適時打(ヒット)に相当します。
 まだ、打点を挙げることはできていませんが、おそらく近々、長打、場合によるとホームランでの打点もありそうです。
 負けが得意な楽天球団や落ち目の三度傘の巨人軍の選手よりも、はるかに優れているのかもしれません。
 何しろ投じている金額が足元にも及ばないのですから・・・時には、宇宙の粗大ゴミにも化けたりしますけれどね。

* 集中した短いガンマ線爆発



 何が、ガンマ線爆発を引き起こしますか?
 宇宙で知られている爆発の最もエネルギッシュなタイプは、30年以上前に発見されて以来ずっと謎でした。
 現在、原種がないかもしれない1種類のユニークなのが現れています。
 長い時間のガンマ線爆発(GRB)は、ここ数年にわたって星の形成が豊富な宇宙での青い領域に集中していました。
 一般に短い一生の終わりに近づいている大きい若い星々が、これらの領域で爆発します。
 天文学者は、数秒から分単位まで継続するこれらの長い時間のGRBは、若い大規模な星々の爆発で続くと結び付けます。
 過去数ヶ月の間に、短い時間のGRBは、星の形成に富む青い領域だけでなく、結局、集中して異なるタイプの領域にも存在することが発見されました。
 従って、多くの天文学者は、現在、一般的な1秒未満に続く短いGRBが、長いGRBと違う祖先プロセスの結果であると想定します。
 主要なモデルは、短いGRBは、中性子星がもう一つの中性子星またはブラックホールに影響を与えるときに起こるということです。
 星を形成する領域が違った形で燃え尽きた後に、そのような衝突が頻繁に起こるのかもしれません。
 2つのエネルギーを供給された中性子星は、短いGRBで終わるかもしれない死の渦のそれらの軌道で最終的に互いに近づきます。


 NASA科学者は、初めて、わずか50ミリ秒続いた短いガンマ線爆発の位置を検出しはっきりさせました。
 爆発は、ブラックホールの出生を記録します。
 天文学社会は、おそらく2つの以前のブラックホールまたは2つの中性子星の衝突など、爆発の原因についていろいろ思索しています。
 ガンマ線爆発は、宇宙での最も強力な爆発です。
 2秒以上続く爆発は、それらを検出し迅速に閃光を突き止めるために造られたNASA衛星スウィフト(Swift)などが観察しています。
 スウィフトが最近の閃光を検出した050509B GRBと呼ばれる短い爆発は、5月9日まで確認しにくい状態でした。
 スウィフト衛星は、その爆発位置へ自主的に照準をロックして、1分未満でその搭載した望遠鏡を爆発した残光の記録で集中させました。
 短いガンマ線爆発から残光の検出は、スウィフトの主要なゴールであり、科学者たちは、発射からほんの数ヶ月で『ヒット』を得たことになります。
 初めて、科学者たちは、これらの爆発が何であるかを理解する本当のデータを持ったことになります。

 理論は、爆発を生じた天体あるいは領域に残光を支える多くの塵やガスなどの燃料がないので、これらの衝突が長い残光を生じないと予測します。
 今回の観察した爆発は、古い星とそれに比較的近い星との間に起こって、地球からおよそ27億光年離れた銀河の近くに位置するようです。
 これは、短い爆発が、とても古く発展した中性子星とブラックホールから生じるという理論と一致しています。
 対照的に、より長いガンマ線爆発は、若い大規模な星(初期の宇宙の残り)に満ちた若い遠くの銀河で観察される傾向があります。
 観察に携わっている科学者たちは、爆発の近くにある銀河の範囲を地上の望遠鏡で徹底的に捜索しています。
 これまでに見たガンマ爆発は、合併理論の提案者がいつも言及していたことでした。

 忘れた頃に更新する 今日の宇宙画像 2005年11月1日号 詳細ページ

 次号の今日の宇宙画像は、総力取材したかなぁのつもりでアメリカ軍の機密に迫ります。未確認飛行物体については、今度は本物の未確認画像として取り上げます。たぶん知性がある宇宙生命体については、一般的な常識の画像です。お楽しみに・・・

  1. 2005/11/09(水) 08:38:17|
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カメラが激撮した白昼堂々の窃●現場



 今日の地球画像は、窃●犯●手口の激撮です。
 アメリカ連邦捜査局(FBI)もこれほど白昼堂々の犯●を目撃したのは初めてです。
 この画像のガソリンスタンドでは、毎日のように売上と回収した金額が異なって、オーナーは設置した機械の会社を、機械設置会社では従業員を疑って、税務当局はオーナーの脱税を疑っていました。
 
 今日の地球画像で取り上げるのは、アメリカで実際にあった衝撃的な出来事です。

 アメリカにも洗車機システムを製造して取り付ける会社があります。
 マジック・ワンド・カーウォッシュ・システムの場合には、1枚のカードを購入して洗車します。
 この会社は、『紳士』が多いといわれているメリーランド州のフレデリックに最新式の洗車機システムを取り付けました。
 付属したカードの自動販売機は、両替と金銭収納が徹底していると思っていました。

 機械を新しいオーナーに無事引き渡し終えてから問題が発生しました。
 オーナーは、毎週この自動販売機は、売上金額をチョンボしていると製造会社に苦情を言いました。
 それで、想定外の重大な問題が機械製造会社に発生したのです。

 製造会社の社長は、オーナーが言いがかりをつけて別の新しい洗車機をただで納入させようとしていると疑いました。
 そして、自動販売機の鍵を持っているのは、従業員であり、まず、そちらから調べるべきだと抗議しました。
 しかし、そのように反論しながらも、社長は、紳士が揃っているこの町の従業員だから、彼らには、そのような犯罪を行うわけがないと良心の呵責にさいなまれました。

 それで、彼らは、真相を追究するために『売上金泥●』に罠を仕掛けました。
 そして、ついに、彼らは、●棒を突き止め犯●現場を記録できました。

 当然、地元警察、郡保安官、連邦捜査官にも現●犯を通報しました。
 捜査当局は、犯人検挙とその後の刑事裁判のため証拠を集めました。

 鋭い犯人を見たいですか?

 それでは、今日の地球画像 2005年11月4日号をお開き願います。

 鋭い窃●犯●の特撮以外にも、マックバーガーを買いにきている鹿さん、プリンターの故障で修理依頼をしているマウスさん、危機一髪のアメリカ海兵隊員を救ったお馴染みの正義の味方さんの特別画像を満載しております。

 次号の今日の地球画像は、推理仕立てのまさかの画像です。
 
 津波、逃亡犯、交通事故の衝撃的な画像をご案内する前に、2号ほど続けて息抜き画像特集です。

 鋭い窃盗犯の激撮と激笑画像の 今日の地球画像 2005年11月4日号 詳細ページ

  1. 2005/11/05(土) 22:40:52|
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過去、現在、未来へ叫ぶポンペイの火砕流



 今日の地球画像は、カリブ海の火山、セントへレンズ、そして、イタリアの火山です。
 古代都市のポンペイの火砕流による埋没は、2000年前の出来事ですが、まるで現在起こったかのように鮮明な被災状況を伝えています。
 古代都市ポンペイがあったのは、現在のナポリ付近ベスビオ山が迫る一帯です。
 西暦79年、このベスビオ山が噴火し火砕流がポンペイを襲いました。
 厚く積もった灰が、遺跡や亡くなった人々を保存しました。

 今日の地球画像で取り上げたこの火砕流が襲ったカリブ海の小さな国モントセラトでは、幸いにも未来の歴史で化石になるのを免れることができました。
 モントセラトにある町のプリスマ崩壊の2年前から専門家が、火山の不穏な状態を指摘し、当局が島の南部から住民を避難させていたのです。
 犠牲者は、立ち入り禁止区域にいた19人のみでした。
 ただし、火山活動は今も活発で、島の大半に入れないままです。
 モントセラトにある火山のスーフリエールヒルズには、他にも脅威が存在します。
 火山灰が上昇しないのです。爆発直後に崩れ落ち、火砕流として山を駆け下ります。

 アメリカのワシントン州には、別の凶器を持つ火山があります。
 セントへレンズ山は、不安定な灰と溶岩から成り、巨大な地滑りと連鎖反応の危険があるのです。
 1980年、北壁にマグマの隆起ができ、急激に膨らみ始めました。
 やがて火山性地震で、地滑りが起こり隆起が崩壊しました。
 シャンペンの栓を開けた状態となり、噴火と地滑りが同時に発生し、しかも、爆風による雲は周囲28キロに広がりました。
 立ち入り禁止区域は、狭すぎました。
 死者の数は75名、爆風で数百万本の樹木が倒れ、灰色の荒野となりました。
 このときのセントへレンズの噴火が大惨事になった原因の一つは、縦方向に爆発したことです。
 噴火は、山の中身を周囲に撒き散らしたようで、巨大なU字型の火口が出現しました。

 天候への影響なら、1991年に起きたピナツボ山の噴火が最悪でしょう。
 これは、20世紀最大の噴火の一つで、大量の火山灰が4万2千戸の家を壊しました。
 屋根の灰が雨を吸い重くなったのが主な原因です。
 一方、2000万トンの亜硫酸ガスも大気圏に撒き散らされました。

 ガスは、硫酸質の雲を形成し、赤道を越えて広がり、日照にも影響を与えました。
 以降、地球の気温は、2年以上も低いままでした。
 噴煙がジェットエンジンに詰まり惨事を招く危険性もあります。
 過去25年間に2機のジャンボ機がエンジン停止に陥りました。
 再始動が一瞬遅れれば、大惨事になったことでしょう。
 この時のピナツボ山の噴火では、空港で旅客機が腰を抜かして尻餅をつきました。(証拠画像は、今日の地球画像ページ)

 先史時代の巨大な噴火では、恐竜など多くの生物が絶滅したらしいのです。
 6500万年前、恐竜たちは絶滅の一歩を踏み出しました。
 巨大な小惑星の衝突が取りざたされていますが、大噴火が地球規模の災害を誘引したという説もあります。
 噴火により太陽光が遮断されたため、地表の温度が劇的に低下、水は汚染され植物は生育不良、そのため、恐竜の食料が減ったり卵が汚染されたのかもしれません。
 火山灰の降下に対応できず、絶滅へ向かった可能性もあります。
 将来、地球のどこかで、地中の猛烈な力が、巨大噴火を生むかもしれません。
 記録では、10万年に1回ほど大噴火が起きています。

 ナポリの海岸線は、3万9千年前の大噴火で全て造られました。
 噴火は巨大な火砕流を発生させ、厚い灰で何もかも覆いつくしました。
 同じことが再び起これば、人類の生存能力が試されます。
 過去も現在も、そして未来も、破壊こそが火山の本質なのです。

 過去、現在、未来も容赦なく襲う火砕流と火山の 今日の地球画像 2005年11月3日号 詳細ページ

  1. 2005/11/04(金) 08:33:05|
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イタリア・エトナ山の溶岩流と火砕流の記録



 今日の地球画像は、イタリアはシチリア島のエトナ山です。
 2002年の噴火画像を主体に破壊的な自然現象の火山について検証したいと思います。

 火山が噴火するとき自然は大暴れします。どの火山も凶器を持ち、溶岩の川を吐き、灼熱の灰で町を覆いつくします。
 地球の気候を変え、世界的な災害も引き起こします。
 恐竜絶滅の原因ともいわれます。地獄の入り口とも考えられました。破壊こそ火山の本質なのです。
 火山は、気候など多くの生命の糧に影響を及ぼしています。
 大気圏の大半のガスを生み、呼吸に不可欠な空気を造りました。火山性の蒸気は、海や川となりました。
 多くの陸地は、溶岩や火山灰でした。火山性の土壌は、非常に肥沃です。
 南イタリアのこの火山も例外ではありません。山腹には、数千年前からブドウ畑が生い茂っています。

 全世界には、500以上の火山があり、人口が急増する今日では、5億人以上の人々がその近くで暮らしています。
 シチリア島の町、カターニャは、エトナ山に隣接しています。欧州最大にして、世界有数の活火山です。
 火山は、それぞれ違う凶器を持っています。
 エトナ山は溶岩流が有名ですが、他にも破壊の手段を持ちます。2002年の噴火では、火山灰が6キロ上空まで達しました。
 上昇した灰は、当然下降し一帯は、灰皿のようになりました。そして、連日黒い雨を降らせたのです。灰は、地表を覆い隙間に入り、清掃に数ヶ月を要しました。

 好奇心が旺盛な観光客は、危険な火山を平気で闊歩します。
 最近2回の噴火でできた新火口に、数千人が訪れています。
 火口は、数百万トンの溶岩を出す大砲のようです。
 ここ25年間で、11人の観光客が突然の爆発の犠牲となりました。
 これら水蒸気爆発は、割れ目に入った雨水が熱せられれて、岩を飛ばすほど圧力が高まったものです。
 溶岩が吹き出るときのエトナ山は、もっと危険です。
 『火山弾』という溶けた巨岩が降り、専門家でさえ被害に遭います。

 1991年、ある農家に向かって溶岩流が流れてきました。
 状況は絶望的で、祈るしかないと考える住民もいました。
 溶岩が突然、柵を超え、歩くくらいの速度で迫ってきました。どんどん近づき、硫黄臭も漂いだしたほどでした。
 しかし、突然、溶岩が家の手前で止まりました。家屋の壁まで1メートルもないところでした。
 奇跡だと考えた人もいて、祭壇が建てられました。
 ただし、以前は豊かだったこの土地で、もうブドウ畑は作れません。
 一方、奇跡が起きなかった家もあります。

 火砕流のスピードは、時速150キロ以上です。

 無謀なことが好きで死と付き合いたいあなたには、絶好の火砕流と出会える場所をご紹介しましょう。
 カリブ海の火山島モントセラト島をお勧めいたします。
 ここには、世界一危険な火山のスーフリエールヒルズがあります。
 かつて、島の中心地のプリスマは、観光客が溢れる活気ある町でした。
 ところが、1997年のことでした。
 山が住民の許可を得ずに勝手に突然、噴火したのです。

 イタリア・エトナ山噴火と破壊活動の記録の 今日の地球画像 2005年11月2日号 詳細ページ

  1. 2005/11/02(水) 17:20:59|
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火山島ガラパゴスで噴火に耐え生きる



 今日の地球画像は、最近火山が噴火した『進化論』の元祖のガラパゴス諸島です。
 ガラパゴス諸島は、貴重な動植物の宝庫であると同時に私たちの日本列島以上に活発な火山を抱えています。
  2005年10月22日に、ガラパゴス諸島のイサベラ島(イスラ・イサベラ)のシエラ・ネグラ火山が、12,800メートル(アメリカ地質調査発表)まで灰を吹き上げ噴火し始めました。
 その後の衛星観察は、雲の高さを7,600メートルと推定しました。
 3日間、火山は噴火し続けました。

 10月25日に空を飛んでいるテラ衛星が、中程度の分解能イメージング分光放射計(MODIS)でこの映像を記録しました。
 この画像は、イサベラ島のシエラ・ネグラ火山から流れて、太平洋上の南西に吹いている火山塵と蒸気の強い柱状噴出を示しています。
 しかし、ABCニュース(アメリカ)によると同じ噴火で生じた溶岩流が、火山の北東側面に沿って流れました。
 現在のところ、熔岩流の方角は、火山の南側面にある村、人々、そして島の有名な野生生物のいずれも脅かしていません。
 当局は、状況が変わったならば、島の住民を避難させる事前対策の準備を整えました。

 ガラパゴス諸島は、赤道に沿った南アメリカの西海面の上に頭を突き出している火山の集積です。
 イサベラ島を除いて、主な各島は1つの火山性の頂上から成ります。
 群島で最も大きいイサベラ島は、水の上で次第に変化した6つの火山、ウルフ火山、ダーウィン火山、アルセド火山、シエラ・ネグラ火山から成っています。
 これらの火山は、全てが平らなドームのように非常にゆるやかな斜面で形づくられる盾状(シールド)火山です。

 溶岩、岩、灰流の組合せから造られる火山と対照的に、シールド火山は、溶岩流だけから造られます。
 堅くなった黒い溶岩は、島を特徴づけて、シエラ・ネグラの名前は「黒い山脈」と訳すことができます。
 地質学では、数十万から数百万年の年代に及んで島は、若い部類に入ります。
 いくつかの火山は、まだ造られている最中で、ガラパゴスは、世界で最も激しく活発な地域の1つです。
 陸の橋は、これまでにこれらの火山の頂上を他の大陸に接続させず、最も近い大陸でさえ数百キロメートル離れています。
 19世紀の博物学者チャールズ・ダーウィンは、航海の間、ビーグルで1830年代にガラパゴスを訪問しました。
 巨大なカメ、フィンチ、イグアナなどのこれらの島に住んでいた植物と動物の謎は、ダーウィンの自然淘汰説(進化論)の展開を手助けしました。

 火山の噴火にも負けずにガラパゴスで生きる方々の 今日の地球画像 2005年11月1日号 詳細ページ

  1. 2005/11/02(水) 12:34:50|
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惑星テラ見聞録

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